小学校4年生の国語では こんな学習をします |
学習の目標 | ||
1 筋道を立てて話すことや話の中心に気をつけて聞くことを学びます。 2 段落相互の関係などを工夫して書くことを学びます。 3 内容の中心をとらえて読むことを学びます。 |
||
学習の工夫 | ||
1 話すこと、聞くことの活動を多く取り入れます。 2 疑問に思ったこと、経験したことを書く力を育てます。 3 読書に力を入れ読む力を育てます。 |
||
評価について | ||
国語科では、次の5つの観点で評価します。 1 進んで国語の学習ができる。 2 筋道を立てて話したり、話の中心に気をつけて聞いたりする。 3 段落相互の関係を工夫して文章を書くことができる。 4 内容の中心をとらえて文を読むことができる。 5 文字を正しく書いたり、言葉のきまりを理解したりすることができる。 |
||
![]() |
||
単元・題材 | 学習すること | |
前 期 |
1.物語をくふうして音読しよう こわれた千の楽器 図書館へ行こう 心の動きを文章に書こう 漢字の読み方に気をつけよう 漢字の練習 |
・場面の様子や人物の気持ちが伝わるように,工夫して音読します。 ・図書館の配架と本の分類を知り,本の探し方を確かめます。 ・気持ちが伝わるように工夫して文章を書きます。 ・漢字の音訓や送り仮名について理解します。 |
@はじめに ・毛筆のしせい ・毛筆で書こう |
・毛筆の姿勢・筆の持ち方,用具の置き方・扱い方を確認します。 ・既習の点画・筆使いと始筆・終筆について確認します。 ・毛筆でいろいろな点画や線を書きます。 ・穂先の通り道の調べ方を理解します。 |
|
2.だん落のつながりをとらえながら読もう ヤドカリとイソギンチャク 案内係になろう わたしが選んだ今月のニュース 漢字辞典の使い方を知ろう |
・段落と段落の結び付きを考えながら読み取ります。 ・相手が知りたいことを考え,必要なことを選んで話します。 ・出来事を分かりやすく報告する文章を書きます。 ・漢字辞典の仕組みと三種類の索引の使い方を知り,漢字の学習に活用する。 |
|
A字形 ・画の長さと間かく〈羊〉 |
・「羊」の「横画」の長さや間隔を理解し,毛筆で書きます。 ・(進度に応じて)「羊」を整えて書くために必要な既習事項を確認します。 |
|
3.人物の様子や気持ちを考えながら読もう 走れ メモの取り方をくふうして聞こう |
・中心となる人物に気をつけて,様子や気持ちを考えながら読みます。 ・事柄と事柄の関連に気をつけて話を聞き,工夫してメモを取ります。 |
|
B字形 ・画の方向〈麦〉 |
・「麦」の「横画」や「左払い」の方向を理解し,毛筆で書きます。 ・(進度に応じて)「麦」を整えて書くために必要な既習事項を確認します。 |
|
4.目的による表し方のちがいを考えよう 広告と説明書を読みくらべよう 漢字の練習 わたしの考えたこと 「ことわざブック」を作ろう 本は友達 |
・目的による表し方の違いを読み取ります。 ・伝えたいことの中心を明確にし,文章の組み立てを考えて書きます。 ・ことわざや故事成語について知り,ことわざの意味を理解して使います。 ・読書への関心を高め,多様な本を読みます。 |
|
C筆順・字形 ・筆順と字形〈左右〉 |
・「左」「右」の筆順と画の長さ,外形を理解し,毛筆で左右を書きます。 ・(進度に応じて)「左右」を整えて書くために必要な既習事項を確認します。 |
|
○生活に広げよう ・手紙やはがきで伝えよう |
・手紙やはがきの書き方を確認します。 | |
5.詩を読もう ふしぎ よかったなあ 「今の自分」を話します お願いやお礼の手紙を書こう 文末の言い方に目を向けよう 漢字の練習 |
・場面の様子を思い浮かべながら,詩を声に出して読みます。 ・伝えたいことをはっきりさせ,材料を選んで話します。また,自分と比べながら聞きま す。 ・目的に合わせて書くことを選び,依頼状や礼状などの手紙を書きます。 ・文末表現には,話し手や書き手の判断や物事のとらえ方が表れていることを理解し ます。 |
|
D字形 ・組み立て方(左右の部分) 〈土地) |
・「地」の左右の部分の幅や形を理解し,組み立て方に注意して,毛筆で「土地」を書 きます。筆順と画の長さ,外形を理解し,毛筆で左右を書きます。 ・「曲がり」の筆圧・穂先の通り道を理解します。 ・「右上払い」の筆圧・穂先の通り道を理解します。 ・(進度に応じて)「土地」を整えて書くために必要な既習事項を確認します。 |
|
E字形 ・組み立て方(上下の部分) 〈竹笛〉 |
・「笛」の上下の部分の高さや形を理解し,組み立て方に注意して,毛筆で「竹笛」を書 きます。 ・(進度に応じて)「竹笛」を整えて書くために必要な既習事項を確認します。 |
|
後 期 |
6.人物の気持ちの変化を考えて読もう ごんぎつね 連詩にちょうせんしよう 文の組み立てを考えよう 漢字の練習 |
・場面の移り変わりに気をつけて,人物の気持ちの変化をとらえます。 ・言葉から想像を広げて,詩を作ります。 ・主語・述語・修飾語それぞれの働きを理解し,文の構成をとらえます。 |
◇書いてみよう ・百人一首 |
・既習事項を生かして,伝統的な言語文化に関する文章を丁寧に書きます。 | |
F筆使い・配列 ・「折れ・折り返し」(ひらがな) 〈わざ〉 |
・平仮名の「折れ・折り返し」の筆使いを理解し,毛筆で「わざ」を書きます。 ・平仮名の「折れ・折り返し」の穂先の通り道を理解します。 ・(進度に応じて)「わざ」を整えて書くために必要な既習事項を確認します。 |
|
7.くらしの中の世界について調べよう くらしの中の和と洋 みんなで話し合って 漢字の練習 |
・まとまりごとの内容や,何をどのように比べているかを考えながら読み取ります。 ・話し合いの基本的な進め方を知り,司会を中心にそれぞれの役割を果たしながら話 し合います。 |
|
○生活に広げよう ・横書き |
・箇条書きについて理解します。 | |
8.取材したことをもとに学級新聞を作ろう みんなで新聞を作ろう 文と文をつなぐ言葉の働きを考 えよう 漢字の練習 |
・取材したことを整理して,分かりやすい記事を書きます。読み手の興味をひく書き方 を工夫します。 ・文と文を接続する言葉の働きを理解します。 |
|
9.家族やふるさとを思う心をえがいた本を読もう 世界一美しいぼくの村 「百人一首」を声に出して読んで みよう 目的に合わせて書こう |
・家族やふるさとを思う心をえがいた,いろいろな本を読みます。 ・短歌を声に出して読んで,言葉の響きやリズムを感じ取るとともに,情景を思い浮か べます。 |
|
○生活に広げよう ・書き初めをしよう 〈天空・美しい空〉 |
・既習事項から自分の目当てを選んで,書き初めをします。 | |
10.調べたことをポスター発表で報告しよう 報告します,みんなの生活 同じ読み方の漢字に気をつけよ う 漢字の練習 |
・調べたことを整理して,ポスターを使いながら順序よく報告します。 ・それぞれの漢字には意味があることを理解し,同音・同訓の漢字を正しく使い分けま す。 |
|
11.わたしたちの生活とロボットについて考えよう 「ゆめのロボット」を作る 「十さいのわたし」文集を作ろう 漢字を使って読みやすい文を書 こう 漢字の練習 |
・筆者の考えがどんな言葉で表されているかに注意して読み,文章を読んで考えたこ とを理由や例を挙げながら書きます。 ・1年間の思い出や未来の自分への手紙を書き,文集にまとめます。 ・漢字の良さを知り,漢字と仮名を用いた表記に関心を持ちます。 |
|
Gまとめ ・まとめ〈切手〉 |
・「反り」の筆使いを理解します。 | |
○生活に広げよう ・新聞を作ろう ◇文字の話 ・どちらにする 手書きとコンピューター |
・既習事項を生かして,新聞記事を丁寧に書きます。 ・棒グラフの書き方を確認します。 ・手書きとコンピューターの特徴を知り,書写学習に興味を持ちます。 |
|
12.様子が分かるように音げきをしよう 木竜うるし(人形げき) |
・場面の様子や人物の気持ちが伝わるように,工夫して音読劇をします。 |