小学校４年生の図工では　こんな学習をします。

 

 

　学習の目標

 

　１　進んで表現することを学びます。
　２　作ったり、デザインしたり、工作をしたりすることを学びます。
　３　作品のよさや美しさなどに関心を持って見るとともに、それらに対する感覚を高めることを学びます。

 

　学習の工夫

 

　１　子どもたちが興味や関心を持って取り組める内容をします。
　２　友達と一緒に活動したり、考えたりする授業をします。
　３　いろいろな材料を使って作りたいものを表現する活動を取り入れます。

 

　評価について

 

　図画工作科では､次の４つの観点で評価します。
　１　進んで造形表現活動を楽しみ、その喜びを味わおうとする。
　２　豊かに発想したり美しさや用途を考えて構想したりすることができる。
　３　もてる力を働かせて、自分なりの表し方を工夫することができる。
　４　作品などのよさや美しさ、感じの違いなどに関心をもって見ることができる。

 

 

単元・題材

学習すること

前期

ちがいをみとめて
（オリエンテーション）

 ・友だちとの違いを，お互いに認め合い，自分の造形的な活動に自信をもつことができるようにします。

形や色を楽しもう（形や色）

 ・形や色のよさや面白さ，美しさに気付き，そこから得たイメージを表現や鑑賞の活動に生かすことができるようにします。

すてきなペーパーショップ
（絵）

・多様な方法で模様をつくった紙を友人と交換し，コラージュ（貼り絵）の技法を用いて表したいことを絵に表します。

ぬのでかざろう（造）
【選択】むすんでかざろう
【選択】まいてかざろう

 ・場所の特徴を生かしながら，布を結んできた形や色の面白さや場所の感じの変化を楽しみます。
・身近な場所を，模様をかいた布などで飾り，場所の感じの変化を楽しみます。

ねん土のひもから（立）

 ・ねん土のひもを積み上げてできる形からイメージを広げて，立体に表します。

コロコロガーレ（工作）
【選択】紙で
【選択】ねん土で
【選択】板とくぎで

 ・ビー玉を転がして遊ぶ楽しい仕組みを，紙や紙粘土，板とくぎなどでつくることを考え，形や色，強度などを工夫してつくります。

ぬのにえがいたら（絵）

・布にかいたときの形や色の様子かたイメージを広げ，水彩絵の具や筆の扱いを工夫して絵に表します。

切って切って木の世界（工）

・のこぎりの扱いに慣れ，木や板を切ってできるいろいろな長さや形から表したいものを思い付き，つなぎ方を工夫して表します。

つないでいくと（造）

・小割などの木切れを、のこぎりで切ったり、針でつないだりすることから、思い付いたもの　をつくります。

・木の枝を基に、ひもの結び方やつなぎ方を工夫して、大きなものをつくり出します。

とび出すメッセージ（工）

・飛び出す仕組みを基に、伝えたいことが楽しく伝わるカードの表し方を考えてつくります。

・表したい物語を考え、飛び出す仕組みを使い、自分の思いに合った形や色の楽しい絵本を作ります。

光でうつし出す世界（造）

・光と影でできる形や色の組み合わせを工夫しながら、思いに合った世界をつくります。

後期

紙と水のまほう（立）

 ・水で軟らかくした紙を折ったり丸めたりして，立体的な形を考え，表し方を工夫してつくります。

ここには，きっといるよ（鑑）

 ・身近な場所の雰囲気から，そこにいそうな「住人」を思い付き，住人が住んでいる様子を写真に撮ってお互いに見せ合い，面白さを感じ取る。

心にのこったそのことを（絵）

 ・過去の出来事で印象深いことを思い出し，絵の具や紙などの様々な材料や用具の特徴を生かし，表し方を試したり工夫したりして絵に表します。

いつもの場所がへんしん（造）
【選択】校庭で
【選択】ろうかや教室で

 ・いろいろな材料を使って，校庭や教室，廊下などの好きな場所をつくり変える楽しさを味わいます。

絵と言葉で表そう（絵）

 ・かいた絵から物語を考えて文章化したり，文章から場面を考えて絵に表したりして，絵と言葉を組み合わせて伝えたいことを表します。

べんりなマイボックス（工）

 ・段ボールの特徴を知り，生活の中で使える便利な物入れを段ボールを使ってつくります。

それ行け　たんけんたい（立）
【選択】無人島たんけんコース
【選択】地底たんけんコース

・探検したい場所や探検隊を想像して，液体粘土や身の回りの材料を使い，立体に表します。
・探検してみたい場所を想像して，空き箱や身の回りの材料を使い，立体に表します。

ほってすって（絵）

・感じたことや想像したことなどを木版で表すために，彫刻刀の扱いに慣れ，木版の特徴を理解して工夫して表します。

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