小学校5年生の家庭科では こんな学習をします。

 学習の目標
1 衣食住や家族の生活に関する実践的・体験的な活動を通して,自分の成長を自覚するとともに,家庭生活への関心を高め,その大切さに気付くようにします。
2 日常生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技能を身につけ,身近な生活に活用できるようにします。
3 自分と家族などとのかかわりを考えて実践する喜びを味わい,家庭生活をよりよくしようとする実践的な態度を育てます。
 学習の工夫
 1 製作や調理などの実習や調査等の実践的・体験的な学習活動を多く取りいれます。
 2 製作や調理など日常生活に必要な基礎的な知識と技能を身に付け,自分の生活に活用できるようにします。
 評価について
 家庭科では,次の4つの観点で評価します。
1 衣食住や家族の生活などについて関心をもち,その大切さに気づき,家庭生活をよりよくするために進んで実践しようとする。
2 家庭生活について見直し,身近な生活の課題を見つけ,その解決を目指して生活をよりよくするために考え自分なりに工夫している。
3 日常生活に必要な衣食住や家族の生活などに関する基礎的・基本的な技能を身につけている。
4 日常生活に必要な衣食住や家族の生活などに関する基礎的・基本的な知識を身につけている。
 
単元・題材 学習すること


生活を見つめ、できることを増やしていこう さぁ、家庭科を学びましょう(ガイダンス) ・これまでの自分の成長を見つめ,2年間の学習の見通しをもちます。
1 見つめてみよう わたしと家族の生活 1日の生活をふり返り,家族とのかかわりや生活のしかたを見つめ,できるようになったことを話し合います。
2 はじめてみようクッキング
 @ クッキング はじめの一歩
 A ゆでてみよう
 B ゆで野菜のサラダをつくろう
・家庭科室のガスコンロを使って,湯をわかします。
・たまごをゆでたり,青菜をゆでたりします。
・ゆで野菜サラダの計画を立て,調理します。
3 はじめてみよう ソーイング
 @ 針と糸にチャレンジ
 A 楽しい小物づくり
・針と糸を使って,玉結び,玉どめ,名前のぬいとりをします。
・ボタンのつけ方がわかり,つけることができるようにします。
・いろいろな縫い方を調べ,小物の製作をします。
4 かたづけよう 身の回り
 @ 生活している場所に目を向けよう
 A 整理・整頓をくふうしよう
・生活している場所を見つめ,整理・整頓が必要な理由について話し合います。
・身の回りを整理・整頓する計画を立て,工夫しながら整理・整頓します。
5 できるようになったかな 家庭の仕事
 @ わたしにできる家庭の仕事を増やそう
 A 家族に協力して仕事をしよう
・家庭にはどんな仕事があるか調べ,発表します。
・自分にできる仕事を考え,工夫しながら継続的に実行します。
チャレンジコーナー ・休日や夏休みなどに家庭実践をします。
6 わくわくミシン
 @ ミシンぬいにチャレンジ
 A 計画を立てて,つくってみよう
・ミシンを安全に操作し,直線縫いをします。
・布について調べ,計画を立てて,製作します。


7 元気な毎日と食べ物
 @ どんな食品を食べているだろう
 A 五大栄養素のはたらきと食品グループ
 B バランスのよい食事をしよう
 C ごはんとみそしるをつくろう
・毎日食べている食品を調べ(体内のはたらきにより)3つのグループに分けます。
・食品にふくまれる五大栄養素と体内でのおもなはたらきについて知ります。
・バランスのよい食事について考えます。
・伝統的な食事に欠かせないごはんとみそ汁の調理をします。
チャレンジコーナー ・休日や冬休みなどに家庭実践をします。
8 じょうずに使おう 物やお金
 @ 物やお金の使い方を見直そう
 A 買い物のしかたを考えよう
・物やお金の使い方をふり返り,じょうずな買い方について話し合います。
・食品や衣服を買うときに気をつけることを調べ,じょうずな買い物をするためにまとめます。
9 寒い季節を快適に
 @ あたたかい着方をくふうしよう
 A あたたかく明るい住まい方をくふうしよう
・寒い季節を快適にするための着方や住まい方の工夫について話し合います。
・寒い季節に合った着方の特徴や衣服のはたらきについて考えます。
・日光の役割を考えたり,あたたかく過ごす方法を調べたりします。
10 家族とほっとタイム
 @ 楽しい団らん
 A つながりを深めよう
・家族とのふれあいや団らんをした経験について話し合います。
・団らんをもつ計画を立てます。
家庭科の学習をふり返り、生かそう
環境を考えた「エコライフ」をくふうしよう
・1年間の学習をふり返り,学習したことやできるようになったことを確認し合います。
チャレンジコーナー ・休日や春休みなどに家庭実践します。

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