小学校5年生の国語では こんな学習をします。

 

 

 学習目標

 

 1 考えたことや伝えたいことを的確に話したり、相手の意図を考えながら聞いたりすることを学びます。
 2 考えたことなどを筋道を立てて文章に書くことを学びます。
 3 内容や要旨を考えながら読むことを学びます。

 

 学習の工夫

 

 1 継続的に音読を行います。
 2 漢字ミニテストを実施して定着の様子を把握し,繰り返し練習するようにします。
 3 書き込みやすいワークシート・ノートの工夫をします。

 

 評価について

 

 国語科では、次の5つの観点で評価します。
 1 国語に関心をもち、目的に応じて表現し、読書で考えを深めようとする。
 2 目的や場に応じた言葉で話し、意図を考えながら聞くことができる。
 3 自分の考えを伝えるために、文の組立てを考えて書くことができる。
 4 目的に応じて、内容を的確にとらえながら読むことができる。
 5 言語についての基礎的事項を理解し、文字を正しく書くことができる。

 

 

 

単元・題材

学習すること



一 自分の思いが伝わるように声に出して読もう
   だいじょうぶ だいじょうぶ
    本に親しもう
  ☆メモを使って題材をさがそう
  ☆文の組み立てに気をつけよう

・情景を思い浮かべながら物語を読み、考えたり感じたりしたことを話し合います。
・朗読の工夫について話し合い、場面を決めてグループで朗読を聞き合い、相互評価します。
・連想によって言葉を広げ、書く題材を探し、構成を考えて文章を書きます。
・二つの意味にとれる文について、それぞれの意味をとらえ、意味が正確に伝わる文を書くことの大切さを知ります。

二 文章の構成を考えながら要旨を読みとろう
    動物の体と気候
  ☆ゲストティチャーをすいせ    んしよう
  ☆漢字の由来に関心を持とう

・文章の構成を考えながら、要旨を読みとり、読みとったことをノートに整理したり感想を発表したりします。
・理由を明確にして、人物を推薦するための話をします。

・漢字の由来について知り,「象形」「指事」「会意」「形声」の四つの漢字の成り立ちを理解します。

三 物語の構成に気をつけて読もう
 世界でいちばんやかましい音
  ☆意見とその理由を聞き取ろう
  ☆熟語の構成を知ろう

・「設定」「展開」「山場」「結末」の部分を確かめて、物語の構成をとらえ、場面の展開に即して人物の変化を読みとります。
・ふさわしい理由を挙げて意見を述べているか、考えながら聞きます。
・二字熟語について、語の構成から意味を推測できることを知り、その方法を理解します。

四 書き手の意図を考えながら新聞を読もう
新聞記事を読み比べよう
  ☆立場を明確にして書こう
  ☆古文を声に出して読んでみよう
  ☆本は友達

・二つの新聞記事を読み比べて、書き手の意図を読み取ります。
・自分の意見が分かりやすく伝わるように、立場を明確にし、構成を考えて書きます。
・「竹取物語」「徒然草」「平家物語」の冒頭を音読し、言葉の響きやリズムを味わうとともに、内容の大体をつかんで、古典作品への興味を広げます。
・多くの本や文章を読むことの楽しさを知り、読書の範囲を広げる。

  詩と俳句を味わおう
   水のこころ
   山のあなた
   俳句
  ☆パネル討論をしよう
  ☆資料を読んで考えたことを書こう

・情景や心情を思い浮かべながら、詩や俳句を声に出して読みます。
・自分の立場を明確にして、相手の意図を考えながら話し合い、考えを深める討論になっていたかどうか振り返ります。
・資料を生かして、自分の考えたことが伝わるように書きます。



一 物語のおもしろさを考えて読み味わおう
    注文の多い料理店
  ☆ふしぎな世界へ出かけよう
  ☆意味をそえる言葉に目を向けよう

・構成や表現の工夫に目を向けて、物語を読み味わいます。
・構成を考えて、場面の情景が伝わるように表現を工夫しながら筋道の通った物語を書きます。
・程度や限定、強調を表す言葉の働きや使い方を理解し、文のニュアンスをとらえます。

二 森林について興味を持ったことを調べよう
    森林のおくりもの

・題名や述べ方の工夫に注意して読み,知りたいと思ったことをいろいろな資料で調べて「ブックガイド」を作ります。

三 ふさわしい方法を選んで発表しよう
    気もちを伝える言葉について考えよう
  ☆敬語を適切に使おう

・内容や目的に合わせて、効果的な発表方法を工夫し、発表会を開きます。
・方言と共通語について理解します。
・敬語の種類や役割を知り,適切に使って話したり書いたりします。

四 動物と人間のかかわりをえがいた物語を読もう
 
   大造じいさんとがん
  ☆古文に親しもう

・一つの物語をきっかけにして、関連するテーマの本を読み広げます。
・古文とその解説文を読み、昔の人のものの見方や感じ方に関心を持って現代の自分たちのものの見方や感じ方と比べます。

 五 活動したことを伝える文章を書こう
    伝えよう、委員会活動
  ☆わたしの「とっておきの一枚」

・目的に合わせて書くことを選び、構成を考えてリーフレットにまとめます。
・組み立てを工夫して話し、話し手の思いをとらえながら聞きます。

六 メディアとわたしたちのかかわりについて考えよう
    テレビとの付き合い方

・例と意見との関係に注意して筆者の考えを読み取り、読み取ったことをもとに自分の考えを書きます。

七 人間の生き方をえがいた伝説を読もう
    手塚治虫

・伝記を読み、人物の考えや生き方について考えて文章に書きます。


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