小学校5年生の図工では こんな学習をします。 |
学習の目標 | ||
1 造形的な能力を働かせるとともに、創造的に表現することを学びます。 2 材料などの特徴をとらえ、創造表現の能力、デザインや工作の能力を高めるよう学びます。 3 作品などを鑑賞し感性を高めるとともに、それらを大切にすることを学びます。 |
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学習の工夫 | ||
1 色々な学習や行事などでの感動を表現の活動に意図的に組み込むようにします。 2 たくさんの道具や素材を児童が表現したいものに合わせて自由に選択できるようにします。 3 いろいろな活動において児童ができるだけ試行錯誤できるゆとりのある学習を目指します。 |
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評価について | ||
図画工作科では、次の4つの観点で評価します。 1 造形活動を積極的に楽しみ、その喜びを味わおうとする。 2 表し方や表現の意図、美しさを考えて豊かな発想をすることができる。 3 持てる力を十分に生かして、表し方を工夫することができる。 4 造形作品などに親しみ、美しさや良さを感じ取り味わうことができる。 |
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単元・題材 | 学習すること | |
前 期 |
風が見えたら | ・風が吹く場所を見つけ、場所の特徴に合った材料や用具を考えて、風の動きを可視化するものをつくります。 ・風で動く材料の形や色の変化の面白さや、場所の雰囲気の変化について話し合います。 |
感じたことを伝えたい | ・感じたことや伝えたいことを基に風景を切り取ったり、表し方を構想したりして絵に表します。 ・表したいことに合った表現になるよう、材料や用具の特徴を生かしたり、様々な表現方法を組み合わせたりして工夫します。 |
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板を切りぬいて ゆかいなパズル |
・木のパーツを組み立ててできるジグゾーパズルをつくります。 ・電動のこぎりなどの用具の安全な扱いに慣れます。 ・友達と作品を交換して、遊びながら、作品を楽しみます。 |
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タワーをたてよう | ・アルミ針金の特性を生かし、美しさやバランスを考えた立て方や装飾を工夫しながら、思い描いたタワーをつくります。 ・ペンチを正しく安全に使い、アルミ針金の曲げ方や接合を工夫します。 |
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楽しく美しく伝えよう ポスターで表す |
・形や色の組み合わせや構成を工夫して、社会や学校、住んでいる町について関心のあること、感じたことや考えたことをポスターに表します。 ・できたポスターを貼りたい場所に掲示したり、友人の作品と並べて見たりして、表した意図や表し方の特徴などについて話し合います。 |
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後 期 |
アレッ?コレ、ナニ? 本物そっくりに |
・身近にあるものとそっくりなものを、材料を活用してつくりだし、生活や風景の中に溶け込ませます。 ・できあがった作品を、各自が考えた場所に置き、友人と表現の工夫や面白さについて話し合います。 |
アニメーションをつくろう パラパラアニメーション |
・少しずつ形を変えてかいた絵が、動いて見えるパラパラアニメーションの仕組みを使って、楽しい作品をつくります。 ・実際に動かしてみて、動きや変化などがさらに楽しいものになるような形や色の効果を確かめながら進めていきます。 |
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想ぞうのつばさを広げて | ・物語の中で、心をひかれた場面の様子や登場人物の気持ち、雰囲気などがよく表れるように、構図や色の使い方を工夫して絵に表します。 ・想像した場面の雰囲気が伝わるように、描画材の使い方を工夫しながら着色します。 |
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不思議な絵 | ・不思議に見える絵の理由を考えながら、表し方の面白さなどを味わいます。 | |
使って楽しい焼き物を | ・焼き物の成形と焼成について知り、自分で作ってみたい焼き物を、目的に合わせた方法でつくります。 ・使ったり、飾ったりするなどの目的に合わせた成形の方法を考えて取り組みます。 |
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彫り重ねて表そう 一ぱん多色木はんで |
・一版多色木版の特色を生かし、刷るごとに変化する過程を楽しみながら、版による表現のよさを味わいます。 ・線や色の調子や重なりを確かめながら表します。 |
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アートレポーターになって | ・美術作品について、表されていることや、作者の表現の意図などを考え、人に伝えるための文章にまとめます。 |