小学校6年生の英語科では こんな学習をします。 |
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英語科のねらい |
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「ひろしま型カリキュラム」の英語科は、英単語に慣れ親しませながら、単語のレベルにおけることばについての知的な気付きを大切にする学習を重視し、ことばのネットワークづくりを進めることを目指しています。そのために、@単語の意味や仕組み、単語と単語のつながりについて理解を深めること、A日本語と英語の相違点に気付き、それぞれの特質を理解できるようにするとともに、日本語と英語の共通点に気付き、ことばのもつ普遍性を理解できるようにすること、Bそして、こうした知識・理解をもとに、ことばの意味や規則性に基づき単語と単語を組み合わせて新しい単語や語句をつくることを通し、決まり文句を覚えるだけでなく、場面に応じて自分のことばで表現できる力の基盤を培います。 |
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英語科の学習の目標 |
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@ことばや文化への関心を高めます。 |
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評価について |
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英語の学習を通してことばへの関心・意欲・態度を評価の観点とします。英語科は、中学校との5年間を見据えたものであり、「知識・技能」や「活用」については中学校で扱うことから、小学校段階では導入期として、「関心・意欲・態度」について評価します。発音が上手にできるか、あるいは会話ができるようになったか、500単語をたくさん覚えたかなどという技能や言語習得の程度を評価するのではなく、英語の学習への意欲やことばへの関心が育まれていく様子について、児童の学習に取り組む姿を通して評価します。学習過程における行動やふり返りカードの記述、またパフォーマンス評価を重視します。 |
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単元・題材 |
学習すること |
前 |
Lesson1 |
・呼び名や出身地、好きなものなどをたずねたり、伝えたりすることに慣れるようにします。 |
Lesson2 |
・形容詞と名詞を組み合わせる活動を通して、ことばへの関心を持つようにします。 |
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Lesson3 |
・日にちの言い方について日本語と英語の違いやことばの仕組みなどに気付きます。 |
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Lesson4 |
・動名詞のことばの仕組みや、ことばを入れ替えると別の表現がつくれることなどに気付くようにします。 |
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これまでの復習1 |
・これまでに学習した英単語や表現に慣れます。 |
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後 |
Lesson5 |
・1〜100の数の言い方に慣れるようにします。 |
Lesson6 |
・ものの数え方について日本語と英語の違いに気付くようにします。 |
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Lesson7 |
・ことばを組み合わせてことばをつくる活動を通して、ことばへの興味・関心を持つようにします。 |
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Lesson8 |
・ことばの由来を知ったり、ことばを連想したりしてことばへの興味・関心をもつようにします。 |
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Lesson9 |
・英語のことばの仕組みや日本語と英語の発音の違いに気付くようにします。 |
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これまでの復習2 |
・これまでに学習した英単語を使って、教師や友だちとコミュニケーションを楽しみます。 |