小学校6年生の国語では こんな学習をします。 |
学習の目標 | ||
1 考えたことや伝えたいことを的確に話したり,相手の意図を考えながら聞いたりすることを学びます。 2 考えたことなどを筋道を立てて文章に書くことを学びます。 3 内容や要旨を考えながら読むことを学びます。 |
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学習の工夫 | ||
1 発表するときは,考えをはっきりさせて,話すようにします。 2 毎日少しずつでも,自分の考えたことや思ったことを日記などに書くようにします。 3 教科書を繰り返し声に出して読むことと,図書室の本をできるだけ毎日習慣づけて読むようにします。 |
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評価について | ||
国語科では,次の5つの観点で評価します。 1 国語に関心をもち,効果的に表現し,読書で考えを深めようとする。 2 伝えたいことを的確に話し,目的意識をもって聞くことができる。 3 自分の考えを伝えるために,文の組立てを考えて書くことができる。 4 目的に応じて,内容を的確にとらえながら読むことができる。 5 言語についての基礎的事項を理解し文字を正しく書くことができる |
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単元・題材 | 学習すること | |
前 期 |
1 想像を豊かにして「語り」をしよう ○風切るつばさ ○図書館へ行こう |
・物語を読んで感じたことや考えたことが表れるように,「語り」(音読)をします。 ・日本十進分類法や請求記号を知り,図書館利用の仕方を確かめます。 |
○表現をくふうして書こう | ・いろいろな表現の工夫を知り,表現の効果を考えて詩を書きます。 | |
○熟語の構成を考えよう |
・三字以上の熟語の構成を理解します。 |
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2 自分の考えを明確にしながら読もう ○イースター島にはなぜ森林がないのか |
・筆者の主張を読みとって,それに対する自分の考えをまとめ,発表します。 |
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○学校の良さを宣伝しよう | ・根拠や理由を明確にして,聞き手の印象に残るように工夫して発表します。 | |
○動詞にそえて使う言葉に目を向けよう | ・いろいろな補助動詞があることを知り,それぞれの働きや意味を理解します。 | |
3 物語が強く語りかけてきたことを考えながら読もう ○ばらの谷 |
・物語が自分に最も強く語りかけてきたことを,自分の言葉でまとめます。 | |
○意見を聞き分けよう | ・複数の意見の似ているところや違うところを聞き分けます。 | |
○日本の文字に関心を持とう | ・平仮名と片仮名の由来と特色を理解し,日本の表記について知ります。 | |
4 書き手のくふうを考えながら新聞の投書を読もう ○新聞の投書を読み比べよう |
・読み手を説得するための工夫を読み取ります。 | |
○「わたしの意見」を書こう | ・書く事柄を整理して,構成を考えて,意見文を書きます。 | |
○漢文を読んでみよう | ・漢文を音読し,言葉の響きやリズムを味わうとともに,大まかな内容を知ります。 | |
○本は友達 | ・多くの本や文章を読むことの楽しさを知り,読書の範囲を広げます。 | |
5 詩と短歌を味わおう ○いま始まる新しいいま ○短歌 |
・情景や心情を思いうかべながら,詩や短歌を声に出して読み味わいます。 | |
○問題を解決するために話し合おう | ・自分の意見を的確に伝えて,他の人の意図を考えながら話し合います。 | |
○資料を活用して書こう | ・資料を効果的に使って文章を書きます。 | |
後 期 |
6 人物の生き方を考えながら読もう ○海のいのち |
・物語に出てくる人物の関係をおさえ,物語が自分に最も強く語りかけてきたことについて考えます。 |
○子ども句会を開こう | ・表現を工夫して,俳句や短歌を作ります。 | |
○言葉の由来に関心を持とう | ・和語,漢語,外来語の由来を理解し,日本語についての関心を深めます。 | |
7 「持続可能な社会」への取り組みについて調べよう ○未来に生かす自然のエネルギー |
・資料の示し方や具体例の挙げ方に注意して,筆者の意見を読み取ります。 | |
8 資料を使って説明しよう ○深めよう,言葉の世界 |
・資料を効果的に使って,分かりやすく説明します。 | |
○言葉和変わる | ・言葉は時代とともに変化したり,世代によって異なったりすることについて知ります。 | |
9 戦争と人間の生き方をえがいた本を読み広げよう ○ヒロシマのうた |
・一つの物語をきっかけにして,関連するテーマの本を読み広げます。 | |
10 ふるさとの良さを文章で伝えよう ○ふるさとの良さをしょうかいしよう |
・目的に応じて書く事柄を集め,形式を選んでまとめます。 ・しょうかいしたいものの良さが効果的に伝わるように,工夫して文章を書きます。 |
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○伝えよう,大切にしたい名言 | ・目的に合わせて,自分の経験と考えを簡潔に書きます。 ・伝えたいことを明確にして,話の組み立てを工夫してスピーチします。 |
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11 わたしたちの日本語について考えよう ○豊かな日本語の使い手になろう ・雨のいろいろ ・数え方でみがく日本語 |
・筆者の意見と具体例の関係に注意して二つの文章を読み,経験したことや学習したことをもとに自分の考えを書きます。 | |
12 未来に向かって ○君たちに伝えたいこと ○春に |
・文章と詩を読んで,自分の考えや思いを広げたり深めたりします。 |